『君たちはどう生きるか』を見た
今更観た。
- 冒頭の火の粉の表現、眞人以外の歪んだ有象無象
- 産屋のカーテン
- 大叔父様のところへ繋がる光の通路と、通路の先の広間
- 最初に通路をひとりで進んでいったときの最後の消え方
- 積み木でバランスを取る世界
- ワラワラ
- ミニマル・ミュージック
- 「夏子さんを返せ」と言って向かったこと
- 大人になったら忘れてしまうこと
冒頭の火事の、火の粉の表現と眞人以外の歪んだ有象無象で惚れた。産屋のカーテンの動きも繊細でエグかったな。大叔父様のところにいく光の通路と、光の当たる広間。積み木。ふわふわしたやつ。光の通路、最初に1人で進むときの最後の消え方。シンプルな音楽。
大きな流れは後継者を待ってた大叔父が眞人を誘う話か。そこに無口で弱い子供の葛藤を掛け合わせる。餌はお母さんだったけど、眞人自分の意思で夏子さん助けに行ってたよな。夏子さんのこと認めたくないんじゃなくて受け止めきれないから「お父さんの好きな人」って表現するのか。男の子と母親のあの感じ。受け止めきれてない描写は多いな。お父さんは理解者になるタイプではなかった。あー、だから夏子は食べないのか。眞人は?インコからしたら夏子が産むことが大事だったのか、そういう約束事をしていそう。
後継者問題って言われる意味はわかったが、果たして結局どうだったのだろう。宮崎駿の作ったこの世界はワラワラが生まれる世界だと思った。ペリカンに潰されるものたちもいる。ヒミに守られて潰えるものもいる。ペリカンは悪意か?鳥は外から来たモノ。帰った先でも同じように頑張れという。
アリスやチョコレート工場みたいな展開好きなんだよな。ダンジョン制。少しずつ変化していく思考。あとわたし自身の創作物の楽しみ方、ストーリー後追いになってるな。あとで咀嚼すればいいからひとつひとつの現象を楽しむ。
なんでだかはまだ分かっていないが、泣いた。終始面白かった。好きな映画だ。