ままならない推しのこと
なるべく気丈に振る舞っているが、正直全然悔しい。
推しが襲名公演まで半月を切ったくらいのタイミングで逮捕された。泥酔による失態とのこと。誰も傷ついていないし、生きているからよかった。
なんでこのタイミングで、とは思ったが、紐解くとなんとも言えない。気の毒だとさえ感じたし、明確に怒りのようなものを抱いた。歌舞伎の世界の古臭さに巻き込まれている。それ無しでは生きていけないのだろうから仕方がない。うーん。
ファンクラブで買ったチケットが届いた。本当に良い席だった。三列目の中央。どんな原理でこの席になったのかはわからないが、初めて自分で買った特等席がこんな素晴らしい席で本当に嬉しかった。でも、推しは降板になった。当面の間謹慎となり、襲名は延期とのことだった。こんなに良い席がもらえたのに、ここで推しを見ることができないことが決まった途端、本当に本当に悔しくなった。悔しい。お兄たちが穴埋めをすることが決まって、また怪我をしないでほしいとか、出突っ張りで大変だとか、頑張って欲しいとか、無理しないでほしいとか、いろんな気持ちがある。この席でお兄たちを見られるのも珍しいから、素直に喜びたい気持ちもある。でも悔しい。
帰ってきた時に、推しをこの席で見られないことが本当に悔しい。
まわりの人たちには、いい大人でしょう??という呆れはあるが、本人を責めるとか、怒るとか、そういう気持ちは湧かない(自分の自他境界が、自分に危害が加わらない限りはぶっといからというのもある)。それは推しの人生で、運命で、事実がすべてで、あとはその状況をどう生きるかを委ねられている。推しも、私も。わたしは目の前のものを享受するだけ。
それでも、いても経ってもいられなくなったから、ブログにコメントだけ残してしまった。なるべく私の感情は込めずに。あなたが、あなたの思うように生きてくれたら、私はそれで十分だよ。本当だよ。
でも悔しいなあ。